新宿の歌舞伎町といえば、風俗街として世界的に有名でした。ところが、今では同じ新宿界隈でも、様相が変わってきたようです。
歌舞伎町で“ブイブイ”言わせていた箱ヘル群よりも、どうやらメンズエステ界の動きがあわただしくなってきている様相なのです。
それも、新宿三丁目から五丁目にかけてとか、西新宿、新宿御苑前、四谷にかけてとか、歌舞伎町ど真ん中よりも、少しずれた場所で隠れ家のように営業するお店が増えてきているというじゃありませんか！？
私でさえそう感じるのですから、「面白そう」「妖し気」な匂いを嗅ぎつけてきた“遊び人たち”も同様なのではないでしょうか
そのゾーンは、ナニやら異世界や迷宮に迷い込んだような雰囲気なのですよね。それだけメンエス界が「静かなブーム」を呼んでいる証なのでしょう。
そんな新宿の中の「隠れ家的」な一角が今日の撮影場所でした。
そのメンズエステ（マンション型）は「Aroma 5star ファイブスター」といい、新宿各所（含：四谷）にベースを構えています。
最寄り駅でいうと、新宿御苑前・西新宿・東新宿・四谷三丁目と、気分や行先の都合に合わせられるのが長所です。
この日はお店のスケジュールの都合で「新宿御苑前」駅での撮影（シュート）と決まっていました。ここは、近くに私が撮影の時によく使う大型駐車場があるので、「水が合う」場所のひとつなのです。
その場内で、営業担当のEさんと合流して、私たちは機材を抱えて徒歩での移動にかかります。
「今日は日本人嬢の選りすぐりが多い店ですよ」
撮影前のブリーフィングの時から、担当Eさんは囁いていました。
確かに、外国人モデルらが大手を振って闊歩する六本木や麻布周辺とくらべると、毛色の違いは否めないかも知れません（もともとヘアーの色素が違って、彼女たちのヘアーは薄かったり光っていたりしているｗ）。
でも、私としては黒々とした「The剛毛」が好み。あまり感じないのが返ってクールな目で撮影できる、てなもんです（笑）。
そんな私らは、駅から換算すると徒歩約３分で施術ルームへ到着です。予め店長とは打ち合わせてあったので、スムーズにインしたのでした。
「おはようございます」
その室内には、黒の上下をボディラインに引っ付かせているセラピストのC嬢が、不必要にはしゃぐ事無く、ゆったりとした立ち居振る舞いで待っていてくれました。Eさんが撮影前に言っていた、
「Fセンセイ、目移りしちゃぁダメですよ。セラピストのレベルが高くて、モデル、グラビア、レースクィーンと芸能関係をはじめ、とにかく美人揃いですから！」
という意味が、ようやく分かりかけた次第です。とどのつまりがミシュラン風に言えば★５つの美女しか採用していないわけです。
街中ですれ違おうモノならば、２度見・３度見のレベルです。系列店も同じというのですが、御苑前ルームを見てしまった以上は、信じないわけにはいきません。
「名鑑からですよね？」
C嬢は撮られ慣れているせいか、進行もスムーズです
そのあとの動画撮影もお客役モデル（スタッフ）を交えて、何の問題もなく終わらせました。
撮影後、私はEさんに「Eさんの事だから大袈裟に言っていると思ったのですが、マジでしたね？」と半分笑いながら問いかけると、
「見た目にプラスして、各々の得意技があるんだから嬢のレベルは、相当にたかいよ」
と、言っていました。私は心内で「たまにはホントの事も言うんですね」とつぶやいて、中華料理の「隨園別館」で北京料理の美味を食べて帰りました。
