最近はめっきり御無沙汰している繁華街・渋谷駅前で私は営業担当のGさんを待っていました。きょうは、渋谷のメンズエステ（マンション型）「アロマフランドール Aroma Flandore」で撮影でした（「恵比寿ルーム」もアリ）。
久しぶりなので気合いを入れて、明治通り沿いに愛車のレガシー・ワゴン改（気合いと駐車場の位置とは因果関係はありませんｗ）を駐めて、駅前に向かって来たのです。
私はいつも、待ち合わせには早すぎるくらいの時間にポイントに立つようにしているのですが、いつも時間ギリギリに現れるGさんが“かなり早く”来たのには少し驚きましたよ。
「いやぁ、たまたま早く着いちゃって…」
と、頭を掻いていました。
こんな会話をしながら、JR渋谷駅から近い「アロマフランドール Aroma Flandore」に到着です。
Gさんは、あらかじめ駅前から確認の電話をしてあったらしく、建物前から再確認の電話を店長に入れて、そのまま施術ルームを目指す事に。
「Fセンセイ、このまま施術ルームへ直行します！」
Gさんに促されて、私は速足で完全個室の施術ルームに向かいました。
そして、部屋の前からGさんがインターフォンを押すと、
「はい、お待ちになってくださいね！」
という、声が返ってきました。本日のモデルを務めてくれたセラピストのA嬢が、ドアを開けてくれます。
「きょうはヨロシクお願いしますね」
ロングの黒髪で大人っぽい容姿ですが、可愛らしい声をしていたのが印象的でした。
私はGさんが撮影の手順をA嬢に説明している間に、ルームの照明に合わせてスチール用のストロボを組んでいきました。
全体的にしっとりと暗色がかっているので、その光量に合わせて2灯で明るすぎないようにアンバー（橙色）系の仕上がりになるように、レンズにフィルターを噛ませてみます。
とにかく、この薄暗色系を維持するようにモニターを駆使して何枚も撮っていき、スチール撮を（動画撮影の）光量と色のテストとなるようにしたのでした。
こうすれば、スチールを撮りながら動画用レンズの調整にもなって時短にも役立つというわけです。
こうしてスチール撮を終えて、A嬢に小休止してもらっている時間を使って私と担当Gさんは動画用のヘッドとレンズを換えて次の動画撮の準備をします。
並行して、スチール撮の途中で合流したお客様モデル（スタッフ）の男優さんの準備が終わったので、いよいよメインの施術シーンの撮影になりました。
その撮影がスタートすると、A嬢は自身の腕、指を使って巧みに全身トリートメントを施していきます。私がレンズ越しに「凄いな」と感じたのは、特に前腕部を使ってのマッサージ＆トリートメントでした。
アロマオイルを塗りながらお客モデルをキメ細かくマッサージしたり、前腕でふくらはぎを施術したりと、硬軟混じえてお客の細胞奥深くまでを揉みほぐしているようでしたよ。
こうして施術シーンの動画撮を終えて、私は糖質を上げるために輸入モノのコークを飲みながら帰って行きました。撮影しながら火照った体を、炭酸が栄養分を取り戻していっているようで、心地良かったです。
