都庁が現在地に移転するにあたって新設された、都営地下鉄大江戸線「西新宿五丁目」駅。そこの地上出口で、私は営業担当のHさんと待ち合わせていました。愛車のレガシー・ワゴン改は方南通りの方へ駐めてあります。
今日はHさんが担当する、(マンション型)メンズエステ「THE GOLD 西新宿五丁目本店」で撮影です。こちらのメンエスは、都内では既に北千住(足立区)に出店済み、そのうえでの新宿進出です。
否が応でも、私の肩に力が入ろうというものです。
するとソコに、いつも通りに飄々とした雰囲気でHさんが現れました。
H「お疲れ様です。店長に『今日のカメラは千住の人ですよ』って言ったら、『よ~し、ウチも綺麗に撮ってもらわなきゃ』って、力んでましたよ」
場所は新宿、そして「本店」と名乗るのですから、“系列店には負けられない”といった、いい意味でのライバル心もあるのでしょうね。
私「地元に近くても遠くても、いつでも『いっぱいいっぱい』にヤりますよ!」
H「ちょっと日本語が変ですけど、心意気は踏んでおきます(爆)」
こうして歩きながら、2人して「正しい日本語について」真剣に議論(w)しながら歩いていると、駅からスグの場所に「THE GOLD 西新宿五丁目本店」の入っている建物前に到着しました。
「店長に電話確認したので、このまま施術ルームへ行きますっ!」(「ガンダムじゃないんだから。古っw」カメラF談)。
担当Hさんの、ボルテージは沸点近くまでUpしているようです。
そのHさんについていき、完全個室の施術ルームの前に到達するとインターフォンを鳴らしたHさんが、
「撮影に来ました」と、マイク部に口を近づけています。
「店長から聞いていますよ。今、開けますね」
という声とともに、玄関のドアが静かに開けられました。
その瞬間、“大人とも子供とも言えない”微妙な色気を携えた、本日のモデル役・セラピストのI嬢が玄関口に立っていました。
まだ、20歳(はたち)だというのに、ムッチリした完成されたボディが妙にソソられる嬢です。ギャップ萌えが「ビンビン」とオジサンの活力を蘇らせてくれそうでしたよ。
そのI嬢のピンクのワンピの施術着が、ボディラインを艶っぽく見せてくれます。
「体の線がクッキリだと、ポッチャリと見えませんか?」
と、心配していたようだったので、逆にスチール写真撮影ではEカップのバストのアンダーラインから上をアップで強調してみました。さらに、迫力アル出来にしましたよ!
そして、小休止を挟んで行った動画撮影でも、全身を単に抑えるのではなく施術部分を極力アップで強調していきました。
I嬢の手指とお客役モデル(スタッフ)が重なる部位を中心に照明を当てたりと、大事な施術(マッサージの)場面を強調したわけです。
I嬢のオイルを滑らかに塗りながらの施術や、肘から前腕にかけてをフルに使ってのマッサージなど、技術力もかなり高かったですよ。
こうして、動画撮も無事に終えて全撮影は終了しました。
「打ち合わせで残る」というHさんと別れた私は、コンビニで冷たいコカ・コーラを買って“がぶ飲み”しながら愛車で帰って行ったのでした。