秋葉原といえば“メイドの街”と言われるくらい、メイド・カフェがひしめき合っていましたよね。
ところが今回、私が撮影で訪れた「メンズエステ コスっ!」は、(マンション型)メンズエステなのでセラピストとの距離感がカフェでの対メイドとの比よりも“近しい”のです。
そのうえ「とにかく、コスチュームの種類の多さに“ビックリ”ですよ。クセになっちゃうかも知れない(営業担当Gさん談)というのがウリのエステらしいとの噂も…。
つまり、メイドだけではないキャラが多種・多数そろっているという事なのです。
普段は先入観を持たせないために、「一見」の時には多くを語らないGさんが、珍しく打ち合せ時に「コスの種類が面白い(←日本語ではないw)!」と言っていたのですから、期待“大”でした。
そんな思い込みも激しく、私がJR秋葉原駅中央改札で待っているとGさんが駅構内から現れます(JRだけではなく東京メトロ日比谷線「秋葉原」駅やつくばエクスプレス「秋葉原」駅の各線・各駅も使えるので便利ですよ)。
Gさんは「期待“大”」と匂わせていた通り、「今日も『楽しんでイイ画』を撮ってくださいよ」と、ニヤニヤしながら気合いを入れてくれました。
そして、「じゃあ、行きますか。こちらです」と、私の三脚専用バッグを肩に掛けながら、うやうやしい仕草で、行き先方面を指しています。
こう書くと、道のりが長いように思えますが、目指す「メンズエステ コスっ!」の入った建物はGさんが示したスグ先にあり、歩いて約5分で到着しました。そこからGさんは店長に電話を入れて到着の報告を終えると、「直接、施術ルームへ行きますよ」との事。
その完全個室の施術ルームの前からインターフォンで来室を知らせると、
「こんにちは!店長から話しは聞いていますよ。入ってください!!」
と、明るい声が。
出迎えてくれた本日のモデルを務めるセラピストのM嬢が、クリっとした大きな瞳で「どうぞ!」と、室内を指しています。
彼女は童顔で、ティーンエイジャーのようですが“出るところは出ている”大人の体型をしています。聞けば「Fカップですけど、あまり見ないでくださいよぉ。恥ずかしいから(笑)」。いかにもギャップ萌えする姿に、オジサン(注:私の事ですw)はクラクラしそうです。
ただ、そんな胸の内を見せては仕事にならないので、いたって平静を装って、まずはスチール写真撮影にかかります。当然、胸の谷間を強調した「両腕で乳房を抱え込む」ようなポーズを要求。M嬢は胸を強調するのには慣れているのか、スムーズにスチール撮は終了しました。
「それでは小休止して、動画撮影をはじめますね」
私はM嬢に告げて、あわせて男優サンの呼び込みもお願いしました。彼女は「は~い」と軽やかに返事をして、受付と連絡を取り合っているようでした。
その間に私と担当Gさんは、動画用の照明ヘッドをセットして本番に備えます。そこに、お客役モデル(スタッフと思われる)が到着して準備も終えたので、いよいよ動画撮のスタートです!
M嬢は「リンパドレナージュ+ディープリンパ」が人気の『コスっ!コース』を中心に、鮮やかにオールハンドの施術をカメラの前で披露してくれました。
高級水溶性のオイルが肌に浸透していくようで、疲労が根本から溶けているようです。
店名にもなっているコスチュームは20種以上。このコースでは、着替えが1回サービスされるので、コス好きにはタマリません!
このようにエステとコスプレの両面からの刺激には、コスパの良さすら感じてしまいますね。
こうして私は、撮影前に担当Gさんがニヤニヤしていた点に納得して撮影を終らせたのでした。