今日の私は、今や「メンエス・バブル(大袈裟でしたねw)」の真っ只中にある恵比寿へ出陣でした。隠れ家をウリにしているお店が多い中にあって「~真っ只中」とは静寂を好むお客にとっては、マイナスかも知れないですが、それだけ競争が激しく、且つレベルが高いという事なのです。あくまで「盛況」なのは、モノの例えです…。
業界全体を見れば、喜ばしいプラス要因でしょう。
ちなみに、レベルが高いのは在籍するセラピストの容姿だけではなく、その彼女たちの接客や施術、ルームの清潔さ等々をトータルしてのものだと加えておきます。
さて、その恵比寿詣に指名してれた営業担当はBさんでした。
「なかなかFセンセイが絡んでくれないから、(スケジュールが)空いていると見るや、すかさず指名しちゃいましたよ(笑)」
実際の撮影するお店はメンズエステ(マンション型)の「Aromaly 恵比寿店」でした。
確かに、Bさんとは顔見知りではありますが組んで仕事をする機会となると、そうそうありません。BさんはBさんで、既に「お抱えのカメラマン」がいるからです。相性も大きいですからね。
それはそうと、「Fさんは恵比寿に詳しいよ」と聞いて、さっそく新規人材の確保に動いてくれるとは…。
なかなかフッ軽でヤリ手そうな雰囲気をBさんは醸し出していました(←私はそんな大御所ではないのですがww)。ホントは大昔、恵比寿・広尾にあったエロ本の編集部に足繁く通っていただけなんですけどね。
そんな理由で地の利はあったわけです。
それはさておき、そうして私はBさんとJR恵比寿駅東口で待ち合わせたのでした(東京メトロ「恵比寿」駅も利用可)。
Bさんは私に気を遣ってか、レンズバッグをひとつ持ってくれたのですが、徒歩約3分で到着。スグに店長へ電話をして、そのまま完全個室の施術ルーム(ここでは「サロン」と呼んでいます)へ。
インターフォンを鳴らして室内へ入ると、そこにはヤル気マンマンのセラピストM嬢が、
「はじめまして!まだまだ暑いですね!」
と迎え入れてくれました。
彼女は身長が153cmと小柄ですが、色白で前腕やモモにはムッチリと肉がついて「熟成された女の魅力」でムンムンしています。
髪にボリュームがあるので、
「顔を大きく写したらダメよ(笑)」
と気にしている様子でしたが、全身を見るとバランスが取れていて、そんな事を思う人はいないでしょう。
私は2灯ストロボを色白なので弱めに当てつつ、
「大丈夫、大丈夫。実際に顔が大きいわけじゃないんだし(笑笑)」
と含み笑いしながら、撮ったばかりの“あがり”をPCにモニタリングして見せてあげます。
「う~ん、そこそこのイイ女ね(爆)」。
そのセリフにBさんも交えて笑い合いながら、スチール写真は終了です。
「では、Mさんに休んでもらっている間に男優さんをサロンに呼んでもらいましょうか?」
私と担当Bさんが、コーラをがぶ飲みしたあとに照明を動画用のモノに換えます。
そうこうしているうちに、お客モデル(スタッフ)がルームに到着。準備をしてもらって、動画撮をはじめました。
「用意! はい回った!」
私の決まりの掛け声にBさんは戸惑い(私との撮影に慣れていないためww)ながらも、レフ版でM嬢を追っかけます。
M嬢は、アロママッサージでお客役の体をほぐしながらも終始笑顔でした。
施術もさる事ながら、この笑顔には癒されるお客も多いと見ました。
体の脇に横座りしながらマッサージしたり、膝立ちからの施術は「効きそう」な予感がいっぱい感じられました。
それにリンパやトリートメントも、手つきが鮮やか!
こうして動画撮影も順調に終えて、私たちは施術ルームを後にしたのでした。