繁華街として有名な渋谷のなかでも、今日、撮影で伺った“松濤”は、「閑静」「静寂」といったワードが似合う街としては、ちょっと有名なんですよ。
喧噪から少し離れただけで、静けさが残っていて何となく落ち着くんですよねぇ。
そこにある建物の一角に今日の撮影に訪れたマンションエステ「渋谷 星の指輪」はありました。
今日の営業担当は、Iさんです。彼とはJR渋谷駅で待ち合わせて、「混む前に終わらせちゃいましょう」と、2人して最初からエンジン全開で飛ばす事にしました。
閑静な街並みなので、なかなかクルマの駐車スペースは見つからないと計算したのでしょうか。パーキングスペースを見つけるために急ぎ足で進むIさんの姿には、打算的ですが、優しさも垣間見えて“スタッフ受け”も悪くない、と評判です(←褒め過ぎかw)。
そんなIさんと歩いて徒歩約6分(ほかに東急百貨店本店交差点前から徒歩約3分、渋谷109から徒歩約6分、神泉駅からだと徒歩約4分)で、「はい、ここです」と言って立ち止まって電話をかけ出しました。どうやら、建物内にいる店長と最終的な確認をしている様子です。
結局、予定通りに完全個室の施術ルームで撮影となり、私と担当Iさんはスグ近くの施術ルームへ移動しました。室前からIさんが、インターフォンで「撮影に参りました!」と告げると、
「ちょっとだけ待ってくださいね」
という、明るいながら落ち着いた声が聞こえてきました。
私は勝手に、「パンストでも脱いでいるのでは?」と妄想を弾けさせていましたが、答えは謎のままです(笑笑)。
なぜに、そう感じたかというと、その日のモデルのセラピストR嬢の施術着(ストライプのワンピ)のスリットからハミ出した美脚に見とれていたからにほかなりません。
ほかの部位も、ロングヘア、全体のスタイルともに似合っていたので、なおさら脚が強調されて視覚・脳内に飛び込んできたのでした。
私があまりに彼女の脚ばかりガン見するものなので、彼女は、
「オジサンはいやらしいなぁ。綺麗に撮ってくださいよ(爆)」
と、声に出したほどです。
私はこんな妄想を抱いたのも束の間で、2灯ストロボを立ててはじめてからは、自然と「プロ目線」に変わっていったようです。
こうして私は、Iさんが撮影手順をR嬢に補足している間にストロボの組み立てを終えて、
「では、名鑑から撮っていきま~すっ」
と撮影をはじめて、3ポーズに絞って単体のスチール写真を撮り終えました。
準備の割にはあっけなく終わったので、「これだけでイイの?」とR嬢は不思議な顔立ちをしていましたが「これから撮る動画がメインだから」と、説明します。
こうして動画撮までの小休止の時間を利用して、R嬢はメーク直しと水分補給を。私とIさんは照明を動画用に換えつつ、R嬢が呼び出してくれたお客役の男優(スタッフ)さんと、打ち合わせを済ませました。
そして、いよいよメインの動画撮影の開始です!
「では、はい回ったっっ!!」
動画モードにした愛機・ニコンを軽快に回しながら、R嬢を明るめ(壁の色、肌の色に合わせて)照らしていきます。
R嬢はロングヘアを振りながら、お客モデルに水平に手をかざすようにしてマッサージしていきました。両ひざを抱えるようにして「圧」をかける時には、上下の施術範囲を広げながら、ゆっくりと優しく、さらに強めに揉んでいたようです…。
だいたい、ここまでが最大公約数の施術ですが、加えて“0円のオプション”も用意しているので、ぜひ利用したいですね。