系列のお店がオープンする場合には、新店では“活気”“ヤる気”が、スペース全体でいっぱいになるのが常道です。今日、向かっていたメンズエステ(マンション型)・「corcaroli~池袋ルーム~」にも、その「気」が充満しているとの噂を聞いて、早速、営業担当のGさんと連れだって行って来ました。
オープンして数カ月で、既にウリであるハイレベルさが、充満しているらしいのです。
その一面として、採用基準のハイレベルさがセラピストの質を上げていると評判なのです。
そもそもが新宿で大人気と言われていた、メンエスの有名店の池袋ROOMなのでハズレは無いと最初から信じていましたしね。
そんな「corcaroli~池袋ルーム~」は、池袋から地下鉄でお隣の「要町」駅前の要町ROOMと各線「池袋」駅の西池袋ROOMに施術ルームを持っています。
実際の撮影は西池袋ROOMで決行されました。
担当Gさんとは、池袋駅西口で待ち合わせています(消防署の裏手の辺り)。
「お疲れ様です。池袋でのコンビ仕事は久しぶりですね」
Gさんが建物の隙間から姿を現わせて囁きました。その、挨拶と同時に店長に電話をかけて「駅前でカメラマンさんと合流しましたので、このまま施術ルームへ入ります」と、報告をしています。
待ち合わせの時間より早く来るタイプ、何かしらの理由をつけて5分~30分くらい遅れるタイプと、カメラマンは元々気難しいのでいろいろいます。
私は前者なので、そのままGさんと世間話をしつつ施術ルームの入っている建物前に到着です。西口から徒歩約5分でした。
駅前からではなく、既に西口を出発しての電話なので、店長は驚いている事でしょう。あとでGさんに納品の時に聞いたら「早いよぉ!」と言われたと、ニヤニヤしながら言っていました(私もニヤニヤ笑)。
そこからルーム内部へインターフォンを繫げてもらうと、今日のモデル役を務めてくれたセラピストのA嬢が、
「『これから撮影が入るので、失礼がないように』って、ちょっと前に店長から連絡が来たばかりですよ!?」
と、若干の驚きを混じえながらスグに、
「カメラマンさんが着きましたので、男優サンも入れ込んでおいてください」。
慌てて店長にコールバックしていました。
「Gさんも人が悪いなぁ」
私も小声でGさんに呟き、指でOKサインを出していました(←こいつも人が悪いデス)。
ただ、A嬢はムチムチした前腕を出して既に施術着でスタンバイしていたので、そのままスチール写真撮影をはじめました。
彼女は必要以上に肉が付いていたり、ポチャリンコしていないのでニット地の施術着が体に張り付いて妙に色っぽかったです。
私は使い慣れたニコンのDシリーズで100枚ばかり連射して、スチールを一瞬で終わらせました。あまりに「二の腕」の肉が健康的にいやらしく映えていたので、立ち位置のまま腕を頭の横で組んでもらい“キまり!”です。
「では、少しばかり休憩して動画をはじめま~す」
私とGさんは「あ・うんの呼吸」で、照明のヘッドを動画仕様に換えてコーラをガブ飲みして休憩を終わらせます。
お客役モデル(スタッフ)は、A嬢が急かしてくれたおかげで、スチール撮影の途中に顔を出して、早くも裸になっていました。
「では、動画を回しマス。はい、回った!!」
施術シーンをはじめると、A嬢はお客モデルをうつ伏せにして、背面をマッサージします。そうかと思えば、アロマトリートメントで小奇麗に埃を除いて、深くお客のツボやリンパも優しく流したりしていました。もちろん、足の裏やクルブシ、手の指等々の“細部にも”気配りも忘れてはいない様子でしたよ。
こうしてA嬢の隅々までの施術もカメラに納めて、撮影を終えました。
ROOMへインしてからフィニッシュまで、スムーズな進行でした。多分、予め担当Gさんが「今回のカメラさんは、せっかちだから気をつけてください」と、店長に言っておいたのでしょう。ホントは、「おおらかで気の長い男」なんですけどネ。とにかく、無事に全行程を終えたのでした。