JR相模原駅前(神奈川県)は、キレイに整備されていて且つ導線の確保の具合が私個人的には気に入っています。夏場に釣り取材やビーチでの撮影などの時には、わざわざ「相模原駅に集合しようよ」と言っているくらいですから。
それはさておき、相模原駅南口で私は今日の撮影に同行してもらう営業担当のPさんを待っていたんですよ。気温が低くて寒いですが、晴れているので何となく気持ちのいい昼下がりでした。
「遠い所までお疲れさまです」
Pさんも都内から移動して来ているのでお互い様ですが、まずは“挨拶代わり”の一言といったところでしょうか。
「たまには、遠出もいいものですよ」
私は本心からそう言うと、Pさんは、
「駅からは、驚くほど近いですから安心してください」
と言い、先を切って歩き出しました。
すると、Pさんの言った事は大袈裟でもウソでもなく、ホントにスグに一般(マンション型)エステ「Venus(ヴィーナス)」の入っている建物前に到着しました。徒歩約1分、掛け値なしに『駅チカ』です。
そこから担当のPさんは店長と連絡を取って、私たちはそのまま施術ルームへ。
そこでは、本日のモデルを務めてくれるS嬢が、施術着とメーク(薄塗りだけどw)をキめて待っていてくれました。
「ふたりとも都内からですか? お疲れ様です!」
彼女は歩くとCカップの胸が自然と揺れています。肌の張りがあるので“キレのいい”横揺れをしています。クリーム色がかった白いシャツが似合っていました。
「ストロボを立てるから、少しだけ待っていてください」
「は~い!」
と、明るい対応です。性格も良いようでした。
このS嬢を待たせて、私とPさんは2灯立ての照明を素早く組み立てたうえに露出のチェックも済ませます。
「お待たせしました。名鑑の単体写真からイきますよぉ」
こうして、女の子座りや膝立ちのポーズを取ってもらい、上半身からバストアップまでをザッと流していきます。その流れの中で、もちろんCカップ・バストが造り出す「谷間」も捉えていきました。
フィルムチェンジのないデジカメなので、ここまでを一連の動作で撮り終えた私は「名鑑はここまで。Sさんは、男優さんを呼んでから、休憩していてください。その間に、私らは動画撮影の準備をしますから」と、S嬢に声を掛けました。
そして、照明のヘッドを動画用に換装しているとお客モデルの男優(スタッフと思われる)がルームに到着。そのまま準備をしてもらって、すぐさま動画撮をスタートさせます。
S嬢はアロマオイルを使って、滑るようにお客モデルの体をマッサージしていきます。かと思うと、滑らかなだけではなくて、親指で指圧しながらふくらはぎを施術したり、指を1本1本ほぐして掌に圧をかけたりと、いろいろな技を見せてくれました。
オイルトリートメントが“癒しの空間”を、自然に作り出しているようです。多分、お客も同様に思っている事でしょうね。
こうして動画撮影も終わり、私はPさんと別れて愛車を国道16号線に乗せて、都心の渋滞を避けて大回りをして帰って行ったのでした。。