寒い季節になると「人肌恋しい」というワードをよく聞いたり自ら呟いたりしますが、まさにその通りだと思う今日この頃です。
体だけでなく“心の暖”を求めて、
特に独り身の男はさすらったりするものです。
そんなアナタにオススメしたいメンズエステに行ってきました。まさに撮影ホヤホヤのお店・高田馬場(新宿区)駅前にある「CHICK PREMIUMチック プレミアム」です。
その撮影日、私はクルマを高田馬場取材の際にはいつも停めている立体パーキングに入れて、駅早稲田口で営業担当のTさんと合流して、お店を目指しました。
と言っても徒歩3分なので“目指す”という程の大袈裟な場所ではない近さに、その店が入っているマンションにイン。
マンションエステって、何やら秘密めいた感じがするので私は嫌いじゃありません。
そこの事務室でTさんが店長と打ち合せをしている間に、完全個室の施術ルームに案内された私は、毎度の事ながら早々とセッティングをはじめます。
そこには、本日のセラピストのM嬢が既にスタンバイして私を出迎えてくれました。
私は彼女の視線を過剰に意識しながら、ストロボセットを立てていきます。
M嬢「今日は本格的ですね、ファンデを塗り直しちゃおうかな(笑笑)」
私「白塗りだと変に反射するから、今のままで十分。カワイイですよ」
こんな会話で、私は自分自身をリラックスさせていきました。毎回思うのですが、私事ながら、カメラを持たないと“ただの気弱なオジサン”な己を呪いたい気分でしたよ。
セラピストを和ませるよりも、自分の緊張を解くのが精いっぱいなんですから。トホホ。
ここで担当Tさんが立ち合いに来て目で「Go」サインです。
私はもともとが色白なM嬢の肌の色を飛ばさないように、ウォームトーンのフィルターをレンズに装着して、スチール写真を一瞬で撮り終えました。
「ハイ、ありがと! 少し休んで動画にいくね!!」
この私の言葉を待っていたかのように、お客役の男性(多分、お店のスタッフと思われる)がバスタオル1枚を下半身に巻いて登場です。
顔見知りなのか、M嬢はニヤニヤしています。逆に男性モデルはポーカーフェイスを装っていたのが印象的。
おそらく、撮影中にムスコさんをムクムクさせまいと、その時から気張っていたんだと思います。
動画撮影では照明を得意の天バン(天井にバウンズ=反射させる)で照らして、広めのレンズに替えて、撮影再開です!
M嬢はグラマラスなボディを揺すりながら、丁寧にツボをとらえつつ、緩急を織り交ぜて施術していきます。仰向けになると、お客の顔にはタオルをかけるのですが、そのタオルの下の男性モデルは気持ち良さにニヤけているのが伝わってきました。
それにオイルを使い出してからの動きもスムーズで、滑らかです。
私はレンズを替えるふりをして、M嬢に「そのオイル、何だか普通のと違うみたいだけど…」と、話しを向けてみました。
何でも「noil(ノイル)」という美容成分がたっぷり配合された高級品を使っているのだとか。
私はさりげなく隠れて、その「ノイル」を手ですくってみましたが、確かにサラっとしています。それに『暖かい』ではないですか!
「お客様の好みでホットオイルもアリなのよ1」
この弁で「人肌恋しい時にオススメ」と、冒頭で私が書いた意味が分かってもらえたかと思います。
どうりで、施術の手の動きも滑らかだったのですね。
それに水溶性なので、施術後は軽くシャワーを浴びるくらいで流せるんだそうです。無香だし、これなら外回りの仕事途中に“ちょっと暖まっていくかっ!”というのも可能ですね。
「オイルマッサージ」というか「ノイルマッサージ」というわけです。
「試してみたいなぁ」と思いつつ、機材を撤収した私でした。