高級クラブが密集する「銀座」界隈。夜の蝶がヒラヒラと舞っているイメージは優美そのものですよね。
そんな中にあって、メンズエステも頑張っているのを知っていますか? 私は朧気ながら知っています(←自画自賛w)。
それに、一言で“ザギン”と言ってカッコつけていますが、少し範囲を広げると東銀座~新富町もエリアに含まれて、江戸情緒も残されています。逆に、この下町情緒もたまらないのですが…。
とにかく、今回は下町気分の残る「銀座」界隈で、メンズエステが増えてきた新富町周辺のお店の撮影に行ってきたのでした。
お店はメンズエステ(マンション型)・「ザギン - THE GIN 銀座本店」といい、営業担当は朴訥さを誇るZさんです。
派手さよりも、堅実そうな見た目がクライアントであるメンエス店にウケているようです。
私は東銀座の地下にある大駐車場に愛車のレガシー・ワゴン改をぶち込んでから、その地下を歌舞伎座を超えてもなお進み、やっと地上にでました。そこでZさんと待ち合わせです。雨の日や冬場には便利ですが、真夏となると話しは別で、かなりの汗をかいてしまいました。
「お疲れ様です。カミナリは避けられましたね」
「それよりも地下の暑さがタマりませんよ」
こうして2人は挨拶を交わしながら、夏の日の陽光を十分に体に浴びて、歩き出しました。Zさんは、私が地上に現れてスグに本店の店長に電話をかけて、撮影場所の確認をしていました。
今日は、新富町駅チカでの施術ルームでの撮影でした(ほかに東銀座駅、宝町駅にも徒歩圏内に複数のルームあり)。
やはり、銀座のど真ん中のクラブ街よりも、私は落ち着きます。もって生まれた下町気質が残っているのでしょうか、あははは(笑)。つまり、ハイソな街は“水が合わない”んでしょうね。
そんな私の気質はさておき、やって来たのは「銀座・新富町」です。
普通のホテルで換算すると、某タイヤメーカーの評価が“五つ星”と呼んでも遜色のない高級感を醸し出しています。
アメニティからして、質が違うようでしたよ。
その1Rの部屋をセラピストとふたりのみで使うのですから、贅沢です。
担当Zさんがインターフォンを鳴らすと、
「おはようございます。暑いですけど、頑張ってイきましょうね」
と笑顔で迎えてくれたのが、今日のモデルを担当してくれたセラピストのK嬢でした。彼女は黒髪・ロングの髪型をしていて、まるで暑さを感じさせませんでした。サラサラとした髪が、風(エアコンの風だけど)に揺れています。
「まずは単体からですよね?」
あらかじめ店長から聞かされていたのでしょう、K嬢はだいたいの撮影の流れを把握しているようでした。
そのK嬢は髪を前で降ろしたり、横分けにしたり、後ろに流したりして爽やかさと黒い施術着の色っぽさの両面を魅せてくれました。多分、メインで撮ったソファに座ったカットを使うと思われます。ボディラインと黒髪のコントラストが似合っていましたから。
そして、メインの動画撮影です。
お店のオリジナルマッサージリキッドを使って、合流した男優サン(スタッフ)を翻弄していたのがレンズ越しにもハッキリと見えましたよ。施術も“五つ星”ですね。
私たち撮影隊がいなければ、高級1ルームで対峙可です。「贅沢な時間」「極上のリラックス」を1対1で味わえるのですから、“時間まで贅沢”ですよ!