今日の撮影は麻布・六本木エリアの(マンション型)メンズエステ「Loki Spa~ロキスパ~」でした。最近、この辺りにはエステ店が多く“激戦区”の様相を呈していると言えますが、そこにオープンさせるという事は、お店のレベルの高さと自信がうかがえます。私は、ハッキリ言って期待していました。
理由は単純で、それだけ被写体となるセラピストの質も良いと予想できるからです。
というわけで、私は東京メトロ・都営地下鉄「麻布十番駅」(港区)の地上出口で営業担当のOさんを待っていました。私はいつものように、この地には電車で来ていました。
「お疲れ様です。台車がないという事は電車ですね」
と言いながら照明のバッグを自ら持ってくれて、これから撮影する「Loki Spa~ロキスパ~」へ向けて歩き出します。このお店は、“駅から近くて、非常に便利”との事。確かに、私たちは歩きはじめて1分でお店の入っている建物前に到着しました(東京メトロ「六本木一丁目駅」からも徒歩2分と駅チカです)。
そこから担当Oさんは店長に到着の報告と、施術ルームへの誘導を依頼して私たちはスムーズ・インしました。完全個室の施術ルームは、新店のためかフレッシュな雰囲気と香りが充満しているようです。
「こんにちは! 今日はよろしくお願いしますね!!」
と、明るく登場したセラピストのA嬢は、施術着に着替えていてヤル気満々です。白いシャツと赤のミニスカが体にフィットして、なかなかのグラマーぶりを見せてくれています。
巨乳をホールドしているブラ線も太くて、それを見ただけで「重そうだな」と、妄想してしまいました(笑)。
「胸ばっかり見てないで、全身をキレイにお願いしますよ(笑笑)」
私はそのA嬢の言葉にハッとして、表情とプロ意識を引き締めて、まずはスチール写真から撮っていきました。
当然、体をやや斜にしてもらって胸をさりげなく強調したポーズで何カットかを押さえます。どうしても「胸」が強調されてしまいますが、そこは勘弁してもらう事としました。
「それでは次は動画撮影にいきますね。Aさんは休憩しつつ男優さんの手配もよろしく!」
「了~解!」。
私と担当Oさんは照明を動画用に換えて、本日のメイン・シュートに備えます。お客役の男優(男性スタッフか?)の準備が整ったので、仮の寝位置に着いてもらい露出を計ります。
スチール撮の時よりは、光量を少し下げて全体的にムーディな雰囲気にしておいて、
「では、Aさんを入れて本番を回しますね」
と、声をかけて撮影をスタートさせました。
A嬢は、ゆっくりとした動きでお客が癒されるようにマッサージしていきます。そうかといって、ソフトなだけではなくて膝を曲げたり背中全面を施術する時には相当な力が入っているようでした。それを感じさせない程の、流麗な動きだったんですけどね…。
オイルを使いながら行う、ディープでスローなハンドトリートメントもまさに秀逸。私は見ているだけで、恥ずかしながら股間が熱くなってきたのでした。
こうして撮影は終わり、「お疲れ様でした。アリガトね」とA嬢に告げて施術ルームをあとにします。担当のOさんは店長と打ち合わせ、私は、すっかり麻布の帰りには恒例になった都営バスで新橋へ向かい、ガード下でハイボールを飲んで帰ったのでした。