メンズエステには珍しく、頭部へのマッサージに重きを置いたお店が今年の2月にグランドオープンしたというので、さっそく私に白羽の矢が立って撮影に行ってきました。
やはり、足立の写真館の倅として生を受けて、そのままお隣にもんでいる私が向かうのは編集会議では“暗黙の了解”になっているようです。
それは別に写真のウデが（今は動画も撮るけど）特別に上手いからではなくて、ほかのカメラマンが行きたがらないからなんです。
慣れないと“駐車場探し”が、難儀なんですよ。その点、私は上野・御徒町界隈といった、皆が避けるような場所でも平気です。
とはいえ、今日の撮影するメンズエステ（マンション型）・「上野メンズヘッドスパ」は、どちらかというとJR「御徒町」、東京メトロ「仲御徒町」、都営「新御徒町」の各駅前と電車の便が凄くイイ場所にあります。電車なら問題ナシです。ただし、グランドオープンしたばかりなのでクルマだとパーキングに困ってしまうかも。もう少し時期がたてばお客も慣れて利用しやすくなるでしょう。新規店の苦しいところでもあります。
「あの近辺に詳しいとなると、Fさんが適任でしょう」
という事になって、今日を迎えた私メなのでした。
営業担当のEさんと打ち合わせをしていると、「このお店は店名の通りに頭部の施術がイイらしいので、動画の時にチャンスを逃がさないようにしてくれればいいですよ」と教えてくれたので、少しは気が楽になりました。
で、私はJRのガードと昭和通りの間にあるパーキングに愛車のメルセデス・ベンツ450SLCを駐めて営業担当のEさんと合流して施術ルームへ。
あらかじめ店長には電話をしていたらしく、すんなりと部屋へ入っていきました。
「こんにちは！今日はヨロシクお願いしますね」
と、笑顔で迎えてくれたのが本日のモデル役を務めたセラピストのS嬢でした。彼女はモデルのようにスラリとしたボディを黒の施術着で覆っています。もったいない気もしますが、「体のラインを見られるのって、恥かしいんですよ」と、しとやかな口調で耳打ちしてくれました。
私は、その仕草に「近いよぉ～」と声に出さない悲鳴を上げつつ、ポーカーフェイスを気取って愛機・ニコンのシャッターを連射したのでした。
座ったポーズが“キまった！”ので、私は指でOKサインを出して休憩に入ります。
その時間を利用して、私とEさんは照明を動画用のヘッドに換えてスタンバイです。
するとそこに、
「お疲れ様～。今日はワタシがお客様モデルをヤります（笑）」
と、セラピストのA嬢が表れました。
彼女もS嬢と同じく美形。ダブルで美人モデルとは、今日の私は運が上向きです！
「では、役者が揃いましたね。動画を回しマス！ 用意、回りました！！」
こうして施術シーンに突入したのですが、お客モデルも女性だと華があります。
頭部のヘッドスパは看板通りに、絶妙の手技で責めていっています。
そして、ヘッドスパだけではなく腕全体や手のひら、首、肩と余すところなくマッサージを！その気持ち良さは、お客モデルのA嬢の体が揉まれる部位ごとに小刻みに震える姿を見ていると一目瞭然でした。
そこにシャンプーのように洗頭＋マッサージによる「オリジナルトリートメント（別途料金）」も用意されているというのですから、体感してみない手は無いと思いました。
これにて、本日の全行程は終了です。私は打ち合わせで残るEさんと別れて、ガード脇の「昇龍」で餃子・ライスで空腹を満たしてから帰って行きました。
