私は愛車のレガシー・ワゴン改を歌舞伎町のはずれにある古びた駐車場に入れて、営業担当のGさんと待ち合わせた都営地下鉄大江戸線・東京メトロ副都心線「東新宿駅」の地上部分にいました。
今日の撮影は、この東新宿にあるメンズ(マンション型)エステ「AROMA TIAMO FC東新宿店」でした。前述した東新宿駅に加えて、西武新宿「新宿駅」も利用できるので、交通便はいいです。
(なお、ほかに「渋谷ROOM」「新宿ROOM」「高田馬場ROOM」「池袋ROOM」も有り)
担当のGさんは、いつも通りに時間ピッタリにやって来て、
「Fさん、お疲れ様です。今日もヨロシクお願いしますよ!」
と、精力的に声を掛けてきました。そして、三脚を自分で持ちながら「行きますよ」と、スタスタと歩き出します。とはいえ、東新宿駅からは徒歩約2分なので、「あっという間」に、「AROMA TIAMO FC東新宿店」の入った建物前に到着しました。
そこからGさんは、店長に電話をして段取りの確認をしています。
「さっ、寒いから部屋に行きましょう」と私を促したという事は、スケジュールに変更は無いようです。私たちは、そのまま直接に完全個室の施術ルームへ。
インターフォンで到着を告げると、
「おはようございます。寒いから、スグに入ってください」
と、本日のモデルを務めるセラピストのC嬢が、ドアまで迎えにきてくれました。既にニット系の黒いミニワンピの施術着姿に着替えていたのですが、肌にフィットしてムチムチ感が艶めかしかったのを覚えています。
「恥ずかしいから、あまりガン見しないでくださいよぉ」
そのC嬢の言葉に微笑だけで応えた私とGさんは、スチール写真用の照明をセットします。
私は施術ルームの雰囲気が穏やかなままに、ポーズを数カット変えながら一気にスチール撮を終らせました。
C嬢は、
「えっ、速いですね?」
と、呆気にとられています。確かに、照明のセッティングをきっちりやった割にはバシャバシャと終わらせたので、そう感じたのかも知れないです(苦笑)。
ただ、スチール撮でストロボ光を飛ばしながらも、その塩梅で動画用の明かりの目星をつけられるので、決して過剰なセッティングではないのです。C嬢には、その辺の事はわざわざ言わないですけど…。
そうやって単体の名鑑撮影を終らせて、いよいよ次の施術シーンの動画撮影に移行です。
「それでは、私らは動画用に照明を換えますのでCさんは休憩しながら男優さんを呼んでください」
と声を掛けました。
「分かりました。店長が『時間通りにいくよ!』って、あらかじめ言ってくれてたから、もうすぐ来ると思いますよ」
こうしている間にも、彼女はアロマオイルやタオルを用意していました。私らは、照明もキメて準備は万端です。そこにお客役モデル(多分、スタッフと思われる)が到着して、いよいよ動画撮のスタートです!
C嬢は順調に、なおかつ慣れた手つきで施術を進めていきます。お客の隅々の部位まで、丁寧にオイルを使いながら進めるマッサージは絶妙。お客モデルの表情が「効いている」と、語っているようでした!
なお、通常のオイルマッサージの「スタンダードコース」に加えて、「ティアーモコース」では、『ティアーモディープリンパ』『たっぷりホットオイル』『パウダートリートメント』などのオプションが無料で受けられるので、こちらもオススメです(要確認)。
こうして私はレンズ越しに“温もり”を貰い、撮影を終えたのでした。