世間的には「さいたま市」と名を変えて、政令指定都市として発展を続けているのが、今日、撮影で訪れた旧大宮市のゾーンです。旧で言うならば「浦和市」や「岩槻市」等も傘下に置いて、新しい都市「さいたま市」の頂点に陣取っているのが現在の「大宮」です。
そのさいたま市大宮駅付近には、一大歓楽街があった事も今や遠い昔の話になってきてしまいました。ソープ街、本〇ピンサロ…etc。南銀座(「ナンギン」と呼ぶ)辺りの“燃え具合”を知っているご同輩は、もはやミドルの域さえも越しているといってもイイでしょう。お相手の“ホステスさん”(あえて、こう呼ばせてもらいますw)も然りです。
現実問題としては、「さいたま新都心駅」に埼玉県の官公庁、オフィスビル群が林立して、どう見ても中心はソッチの方です。ただ、ここへきて大宮駅周りにメンエスが増えていて「隠れ家」や「リフレッシュ」の場としてブームを興しているという一面も出てきました。
もともと埼玉エリアを担当してきた私にとっては、嬉しい限りです。
で、今日、伺ったのはJR大宮駅東口のメンズエステ(マンション型)・「大宮メンズエステ ルポ ~repos~」です。JR大宮駅東口ロータリーの交番前で、営業担当のWさんと待ち合わせてあります。そこから徒歩で「大宮メンズエステ ルポ ~repos~」へ向かいました。愛車のレガシー・ワゴン改は高島屋裏の駐車場へ入れてあります。
担当W「お疲れ様です。大宮へ来るのも久しぶりですよ」
私「私も老舗のカメラ屋が閉店して以来ですよ」
そうして歩いている途中に、Wさんは「ちょっと確認しますね」と足を止めました。店長に撮影場所と、セラピストの出勤具合を確かめていました。
「セラピストは待機済みなので、撮りはじめちゃってください」
との事でした。そこから、そのまま完全個室の施術ルームへ。ここまで、徒歩約5分の近さでしたよ。
インターフォンを鳴らすと室内から、
「いらっしゃいませ。ムシ暑いでしょうから、スグに入ってくださいな」
と迎え入れてくれたのが、セラピストのA嬢でした。今日のモデルを務めてくれました。
室内はエアコンが効いて、快適で動きやすそうです。涼しいだけではなく、髪がベタついてキまりにくさを防いでいるのです。
「汗が出ないうちに、単体を撮ってしまいましょう!」
私はWさんとA嬢にハッパをかけながら、自分でも素早くストロボを組み立てて2灯の光量を正面から当ててテストをしました。Wさんが実験台です(笑)。
そして、黒い施術着に負けないように、強めの光を当てていきます。ポーズは谷間からこぼれそうな胸元メインにしました。
「夏だから、肌の露出も広めにイかないとね(笑)」
大きい胸をアップにするのに、A嬢は異を唱えません。密かに自慢しているのかも知れないです(笑笑)。
私は一瞬でスチール写真撮影を終わらせて、A嬢には休んでもらいます。その間に、Wさんと一緒に照明ヘッドを換えて動画対応にしました。
そうこうしているうちに、お客役の男性モデル(スタッフ)の準備をしてもらい、いよいよ動画撮のスタートです!
「用意!はい、回った!!」
私の合図で施術シーンの撮影ははじまり、A嬢はお客モデルをうつ伏せにして跨ります。そこで、指をめり込ませるように指圧をして、同時に大量のオイルを細胞の隅々まで塗っていきます。
この水溶性オイルは、ベトつかないうえに洗い流し感スッキリなので、これからのシーズンにピッタリですよ。
「オイル2倍」「オイル4倍」のオプションもあるので、リフレッシュするにも最適です。
こうしてオイルまみれになりながら、施術シーンの撮影は完了しました。
打ち合わせで残るWさんと分かれて、私は岩槻~越谷~草加とラッシュを避けて国道4号線を上る経路で帰っていきました。